マーケティングセミナーのガイダンス
マーケティング(デジタル)のセミナーガイダンス
こんばんは、Youheiです。
このブログではIT、デジタルという名の広大な戦場で闘う全ての人々に向けて、傭兵のように淡々と仕事を捌く私Youheiが、この戦場でサバイブするための有益な情報をお届けします。
今日は、マーケティング(デジタル)セミナーに関しての情報をお届けしようと思います。
前回の配信で、情報収集スキルを高めましょうという話をしました。今回はそこを少し深堀る形になります。ということで本日は下記のようなコンテンツです。
セミナーのメリットについて、改めて整理する
何をいまさら、、と言われてしまうかもしれませんが、意外と時間作って外部のセミナー受講している人って少ない気がします。
セミナーに行くメリットはいくつかありますが、だいたい下記の通りだと思います。
- 商品・プロダクトに関する先端動向へのキャッチアップ
- マーケティング手法としての先端同行へのキャッチアップ(事例から)
- ネットワーキング
- 自身の知識やスキルレベルを客観視できる
個人的には上記の中でも特に4点目が重要だと思います。
社内に居ると、どうしても似たようなスキル特性・レベル感になりがちなので、自分がマーケットの中でどれほど通用するレベルなのか客観視できづらくなります。そして外に出るとびっくりするくらい自身の知識・スキルに偏りがあり、またホンモノの兵を目の前にして自身のスキル不足を痛感して焦ったりします。
という意味においても、社外に出て己を知ることがスタートラインであり、そしてそれが原動力になって社外でしか得られない知識を進んで獲得していくようになる、と私は考えています。
セミナーの種類と特徴について
セミナーにもいろいろと種類がありそれぞれ特徴がありますので、まずはそのあたりを整理しようと思います。
セミナーは、
- 主催者が「IT/マーケティング系の企業」あるいは「メディア企業」
- 規模が「大型(フォーラム・イベント)」あるいは「小型(小人数)」
- 費用が「有料」あるいは「無料」
という感じで、これらの組み合わせで全部で 15パターンあります。
まずはこれから: 規模が「大型」かつ、費用が「無料」
言わずもがなですけどね。ここで大まかにトレンドや先端事例をつかんでみましょう。その中でも、主催者が「メディア」の方が、中立的な内容になっていると思います。代表的なのは、
ですね。まぁ、ある程度業界に長い方なら、この手のやつはアドテックに年1行っていれば十分でしょう。
あとこれは3500円かかりますけど、内容がめちゃ濃いのと、ほぼCEOクラスが登壇して視点が非常に高いので特におすすめ(いわゆるマーケのセミナーというレベルではなく、どちからかというと経営・政策視点)
- 「IT japan」
他にも、翔泳社(markezineを運営)、impress(Web担当者フォーラムを運営)などが定期的にやっているので、ググって調べてみてください。
マーテクの情報を仕入れるなら: 「大型」「IT企業主催」のに参加
マーテク(AI・DMP・MA・BIなど)については、ソフトウェアや技術がどんどん進化していくなかで、キャッチアップを課題に感じている人も多いでしょう。情報収集もそれなりに腰を据えてやる必要があります。
そういう場合は、大手ソフトウェアベンダーが主催のイベントがお勧めです。ソフトウェアやテクノロジーに関する最新情報だけでなく、それらを導入している企業の事例なども収集できます。特に大手外資系のシステムベンダー(Google、Microsoft、SFDC、Adobeなど)は相当気合の入ったイベントを年1くらいでやっています。
中でもおすすめはSFDCです。
毎年ワールドツアーという立て付けで東京でも大きなイベントを行います。SFDC社を進める理由は2点あります。1点目は、マーケティング関連のシステムについて幅広くラインナップしているので、ここのを聞けばざっくりとマーテクの概要がつかめます。2点目は、ゲスト企業のラインナップがバラエティに富んでいて、参考になるからです。
「Salesforce world tour japan」
個別に詳しく知りたいなら:「小規模」「有料」に参加
これは、金かけてでも参加して習得すべき場合ですね。日経BP、宣伝会議、マーケティング研究協会などが、いろいろやっています。だいたい1セミナー(半日講習)あたり4~5万程度の費用感ですので、それなりに気合が入りますよね。ハズレを引いたらたまりません。
という意味ではコスパを求めるのですが、個人的に宣伝会議はお勧めしません。マーケティング研究協会は、内容が濃い(コスパが良い)のでおすすめです。
自分が専門性を築きたい領域ならば、実費を払ってでも受講した方が良いと思います。私自身、ある時期に有料セミナーを受講しまくって知識レベルでは同僚を圧倒し、それを足掛かりに今のポジションまで上り詰めることができました。
有料でなくても、ベンチャー企業はだいたい自社のセールスでプライベートセミナーを無料でやっているので、それに参加して特定領域の知識を深堀するもの良いと思います。彼らも営業したいので、質問すれば結構なんでも教えてくれますよ。
今回のまとめ
ということで、今回はいろいろとセミナーについてのガイダンスをお届けしました。おすすめのセミナーについては、後日追記するかもしれません。
この業界に生きる戦士なら、会社の看板をとっても市場で価値のある人間になることを目指したいですよね。外部に出ると自分がマーケットにさらされた時の実力値を肌で感じることができます。社内で同じような人と議論してたり、一人で唸っていても限度があります。
社外に出てみないと得られない情報が十分に有ることは少なくともお伝え出来たのではないかと思っています。