Youhei(傭兵)のデジタル戦記

DXおよびデジタルマーケティングを主戦場にされる方・これから志す方のために、有益な情報をお届けします。

デジタル、IT系のキャリア形成・転職について

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ITやデジタル系で、どうやってキャリアを築いていくのか

 こんばんは、Youheiです。

 このブログでは、デジタルを戦場に日々戦っているリーマン傭兵ことYouheiが、同志やこれからこの道を志す全ての方に向けて、有益な情報を提供しています。

 今回はIT、デジタル系(非エンジニア)で、どのようにキャリアを形成するのが良いか、ということについてお話します。社内で効率的に昇進することや、転職に成功するための参考になれば幸いです。ということで今日は以下の内容でお届けします。

 社内で上り詰めるか、会社サーフィン(転々と転職)するか

 キャリア形成というと、ざっくりこの2パターンに分かれると思います。初めからどちらに進むか決まっている人なんて少数だと思いますし、キャリアを形成しながら迷ったり悩んだりしてどちらかを選択するのが実際だと思います。

 とは言え、共通して重要なことがありますので、まずはこちらをお伝えした上で、上記の2パターンでそれぞれ特有のポイントがありますので、それぞれについてお話できればと思っています。

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いずれを選択するにしても、重要なこととは

 一言でいうとキャリアの希少性です。つまり、他の人には無い実績や経験、またそれに裏打ちされたスキルを有しているということになります。

 当たり前ですが、希少性の前提としてその希少性に「価値がある」ということを忘れないでください。また、「価値」とは現在の価値だけでなく、日々変化するこの戦場で、将来価値が上がる、あるいは普遍的に価値がある、道を選択することが重要です。ここには先見性という、また別のスキルも必要になります。

 デジタルの戦場は広大であり、また宇宙のように広がっています。その中でまだ誰もたどり着いていない価値のある場所を見つけ、そこへ向けて進んでいってください。自分にしか見つけられない道があるのなら、焦ることなく・ゆったりと雄大に進めばよいでしょう。

 一方で、日々意識して、自らがそれに合致するような仕事を選択することも重要です。もし今のあなたが自分で仕事選べる立場に無ければ、周りに働きかけて流れを作りことから行うことから始めてみてください。このやり方については、また別の機会にじっくりとお話できればと思います。

社内で上り詰める戦士の場合

 私Youheiはこちらのパターンです。

 自身を振り返りますと、この戦場に足を踏み入れたばかりの頃、つまりデジタル・IT系のプランナーになりたての頃は、サイトのプロモーション企画や、制作のディレクションを行っていました。それからメディアプロデュース、UIUX開発、データ解析、CRMプランニングなどを経て中~大規模PJのPM、現在はコンサルを行っています。

 社内の場合は、自社の事業に伴ってだいたい皆同じような系統のスキルに収れんされていく傾向があるので、そうではないスキル獲得にリソースを突っ込んでいくと割とすぐに無双状態になります

会社サーフィン(転々と転職)する場合

 転職の場合は、ジェネラルなスキルよりも専門性が求められる傾向が強いので、どの道の専門性を磨いていくかは、自身の志向性や得手不得手をよく考えて選択してください。ちなみに私は一時期エンジニアへ転向を検討してプログラミングをちょっとかじりましたがすぐに不得手であることに気づいて、ずっとマーケッターをやっています。

 最近ですとブロックチェーンディープラーニングのエンジニアは引く手あまたなので良いと思います。またhtml、cssjavascriptはいつの時代も一定の求人がありますのでまずはここからやってみるのも良いです。

 お勧めしないのは、SEOやリスティングの運用ですね。こちらは求人としては多いですが、それほど年収に跳ね返りにくく、また発展性・展開性もそれほどありません。結局広告業界というは専門性というよりは、営業でとった数字が最も年棒に繋がりやすいものかと思います。

 また、社内に居ると意外とマーケットから孤立していることがあるので、頻繁に外部のイベントに参加したり、外部の人(なるべく一流の人)と交流をして、自身のマーケットにおけるレベル感や価値を理解することが必要です。

 社内で上り詰めるなら、社内の人間を基準に自身のレベルを確認すればよいですが、転職サーファーを選んだ瞬間に市場は少なくとも日本全国へと広がりますからね。

情報収集のスキルを高める

 ここまで、社内で上り詰める場合、転職サーファーになる場合、それぞれについて、自身の希少価値を高める重要性について述べてきました。

 先ほども少し触れましたが、その価値とは現在の価値ではなく「将来の価値」あるいは「不偏的な価値」であるべきで、それを見定めるスキルとは、日々の情報収集に他ならないと考えています。

 IT・デジタルに関する情報を広く、出来る限り深く(表層を触れるレベルではない程度に)キャッチアップしてください。そうすると、この広い戦場に無数に点在する様々なデジタル・ITの要素が、これまでは点としてしか見えなかったものが、線につながりそして面としてとらえることができるようになってきます。

 そうすると、何が不偏的で・何がこれから価値があがるか、精度の高い予測ができるようになるのです。まるでAIのように。